PPA

PPAとはパーチェスプライスアロケーション(PPA: Purchase Price Allocation)のことで、M&A完了後に買い手企業が行う一連の会計処理であり、日本語では取得原価の配分と表現される。

現行の財務会計においては、合併・買収を行なった場合には、国際財務報告基準、日本基準、米国会計基準のどの会計基準においても、当該合併・買収によって取得した被合併・買収会社の資産・負債の全てを公正価値(時価)にて評価し、自社の連結財務諸表に取り込むことが要求されている。このPPAは、被合併・買収会社の動産・不動産等の有形の資産のみならず、合併・買収前の貸借対照表には計上されていない技術やブランド、顧客リストといった無形の資産も公正価値にて評価し、最後に残った部分を「のれん」とすることに特徴がある。

ビバルコ・ジャパンでは顧客リスト、商標権(ブランド)、ソフトウエア、機械設備などの評価実績がある。